今回は精霊編成において欠かせない学者の震天連携についてです。震天連携は主に装備とマクロがポイントになるのでこの2点について書いてみました。
震天連携とは?
学者の「黒のグリモア」時に使用可能になる「震天動地の章」をつかった連携のことを言います。
これを活用することで精霊及び計略魔法にWS同様連携属性が付与し、魔法のみで連携を発生させることが可能になります。
震天連携にはチャージを使用しますが、敵から離れたまま連携を出すことが出来ることと、計略を使うことで通常の連携よりもMB受付時間が伸びるという利点があります。
震天連携の重要性
精霊編成で震天MBを行う際、学者の震天連携時の装備とマクロの内容は非常に重要です。震天連携を成立させるのはもちろんのこと、周りの人にとっても分かりやすい、合わせやすい内容であることも重要です。
学者によってこのあたりにバラツキが生じやすく、合わせる側としても必要に応じてタイミングを調整する必要も出てきます。
震天連携時の装備について
最大限FCが積まれているかどうか
MBを行うにあたって学者の震天〆の直後に着弾させないとMBにはなりません。FCが足りていないと詠唱~着弾までにズレが生じるため、MBする側としてはそのズレを考慮する必要があります。
学者の場合はFCに加えて「グリモア中の詠唱時間短縮」という枠があり、上限が25%でFCとは「乗算」で最大で85%までいきます。そのため、FCのみでは80%までしかいかない点に注意です。85%を目指す必要はなく、次の装備どちらかを組み込めば問題無いでしょう。
FCについては80%を目指すのも大変ですが、ジェールをやらない限りはサポ赤による15%も考慮して良いでしょう。
グリモア中の詠唱時間短縮は黒のグリモア時に10%あり、この他には装備としてAFの足かレリックの頭があります。画像はそれぞれ+3ではありますが+1、+2でも大きな差はありません。
震天着弾時のダメージは出来るだけ抑える
魔法ダメージには「累積魔法耐性」という仕組みがあるため、何も考えずに震天をするとその後の本命のMBがこの耐性に引っかかってしまう恐れがあります。
そのため、震天時の装備は魔法ダメージ、魔攻を極力抑えるようにします。武器に関しては被ダメカットも考慮するとマリグナスポールが定番です。
震天時のマクロについて
画像は私が使っているマクロによるチャットです。これはDDW3を精霊で攻略していた時に、MBの開始タイミングが掴みづらい人向けにつくった内容でもあります。
震天の内容の共有
震天連携を行う際は発生させる「連携の属性」を明記してあげると良いでしょう。昨今のソーティでは弱点属性が切り替わるボスもいるため、このような情報も有用となります。
マクロはトスと〆でそれぞれチャットに流しているかどうか
これは人によって考え方が異なるかもしれませんが、私的には震天ではそれぞれをチャットに流してもらえると合わせやすいです。理由として昨今のMBでは魔導剣士のガンビレイク・ランジ、コルセアのクイックドローといったMB支援が当たり前のようになっており、PTのほとんどが注目します。
特にガンビレイクはMB着弾前に使用するのがベターのため、MBとはタイミングも変わります。魔導剣士は学者と離れているので本をパラパラするのを見て使用するといったことも出来ません。そのため、学者のチャットをみて使用するタイミングを計ったりしています。
<call>の活用
こちらも②に近い内容ではありますが、震天にそれぞれ異なる<call>があると音でトスなのか〆なのか判断も出来るようになります。<call>の注意点としては控えめなものを使用すること、他の音と重なって聞こえない場合があるという点です。私の場合はトスで<call10>、〆で<call11>を使用しています。
音で状況がある程度把握できるとチャットを見てなくても対応出来たりすることもあります。
実際に使用しているマクロ
震天のマクロも人によって様々ですが、私の場合は下記の通りです。私は普段学者は2垢操作が主なので、震天のテンポも崩さないよう1ポチでやっています。ただし、トス、〆でもチャットを出すために事前にFC装備に着替えておく動作があります。
行 | 記述 |
---|---|
1 | /ja 【震天動地の章】 <me> <wait1> |
2 | /p 震天【連携】 ⇒ 【核熱】 MB ⇒ 【炎】or【光】 <call10> |
3 | /ma 【ファイア】 <t> <wait4> |
4 | /ja 【震天動地の章】 <me> <wait1> |
5 | /p ☆MB詠唱開始☆ <call11> |
6 | /ma 【雷門の計】 <t> |
震天の組み合わせ一覧
連携 | 属性 | 1発目(トス) | 2発目(〆) |
---|---|---|---|
溶解 | 火 | ストーン | 火門の計 |
切断 | 土 | エアロ | 土門の計 |
振動 | 水 | ストーン | 水門の計 |
炸裂 | 風 | ストーン | 風門の計 |
硬化 | 氷 | ウォータ | 氷門の計 |
衝撃 | 雷 | ブリザド | 雷門の計 |
貫通 | 光 | 闇門の計 | 光門の計 |
収縮 | 闇 | ブリザド | 闇門の計 |
核熱 | 火・光 | ファイア | 雷門の計 |
分解 | 風・雷 | ブリザド | 水門の計 |
重力 | 土・闇 | エアロ | 闇門の計 |
湾曲 | 水・氷 | 光門の計 | 土門の計 |